ゲーミングPCを買うならできる限りお得に買いたいですよね。ゲーミングPCは同じCPUやGPUを積んでいても価格に差があることが多く、コスパに差が出る商品です。
この記事ではコスパがいいゲーミングPCとその選び方について解説していきます。初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際のポイントも合わせて紹介しているので、初めてゲーミングPCを購入する方にも分かりやすい内容となっています。性能だけでなく、価格も考慮したコスパ最強の最適なモデルを見つけましょう。
この記事のポイント
- コスパの良いゲーミングPCの選び方
- コスパ最強のおすすめゲーミングPCモデルの紹介
- ゲーミングPCの必要なスペック
- 価格帯別のおすすめゲーミングPC
ゲーミングPCの選び方必須ポイント
ゲーミングPCを選ぶ上でこれだけは外せないというポイントを先に解説していきます。
プレイしたいゲームの推奨要件以上のモデルを選ぶ
ゲーミングPCを購入するときはプレイしたいゲームの推奨要件以上のスペックを持ったモデルを選びましょう。
PC向けのゲームのスペック要件には下記の2種類があります。
- 最低要件:ギリギリ動かすために必要なスペック
- 推奨要件:ある程度快適にプレイできるスペック
最低要件は画質を最低まで落として、fpsも求めないギリギリでプレイできるスペックのことなので、ゲームを快適に楽しむのは難しいといわざるを得ません。
推奨要件は60fpsを目安に動作する状態を指しており、画質やfpsにこだわりがなければ十分快適にプレイできるスペックです。最低要件と推奨要件はゲームによって異なるので、メーカー公式サイトなどで確認しておきましょう。
例えば、PCで遊べる人気ゲームのApex Legendsとアーマード・コア6を例に出すと下の表ぐらいの差があります。
Apex Legends | アーマードコア6 | ||
---|---|---|---|
最低要件 | CPU | Intel Core i3-6300 AMD FX-4350 | Intel Core i7-4790K Intel Core i5-8400 AMD Ryzen 7 1800X AMD Ryzen 5 2600 |
メモリ | 6GB | 12GB | |
GPU | NVIDIA GeForce GT 640 Radeon HD 7730 | NVIDIA GeForce GTX 1650 AMD Radeon RX 480 | |
推奨要件 | CPU | Intel i5 3570Tおよび同等品 | Intel Core i7-7700 Intel Core i5-10400 AMD Ryzen 7 2700X AMD Ryzen 5 3600 |
メモリ | 8GB | 12GB | |
GPU | Nvidia GeForce GTX 970 AMD Radeon R9 290以上 | NVIDIA GeForce GTX 1060 AMD Radeon RX 590 Intel Arc A750 |
Apex Legendsは『intel Core i5 3570T』と同等なら何でもいいと言っているのに対し、アーマード・コア6の方はかなりCPUが限定されていることがわかります。必要なメモリもかなり差があることからも、アーマード・コア6をプレイするにはそれなりのスペックが必要です。
また推奨要件を満たしていてもfpsを上げたい、画質を高くしてプレイしたいという場合は推奨要件よりも数段上のモデルを選ぶ必要があります。自分がプレイしたいゲーム+αの性能を目安にすることが失敗を減らすポイントです。
出したいfpsと出せるモニターを選ぶ
ゲーミングPCを選ぶときはfpsとモニターを意識しましょう。
fpsとは?
fpsとは簡単にいうと、1秒間に描写できる画像の数を指し、いわゆる「ヌルヌル」でプレイするには高いfpsが必要です。fpsは144や240などある程度の目安がありますが、初心者の方であれば144fpsもあれば十分ヌルヌルに感じられると思います。
144fpsは業界のスタンダードともいえるfpsで、プロを目指す、または究極にヌルヌルさせたいというのでなければそれ以上はあまり必要ありません。
モニターのHz数も意識する
144fpsを出したいならモニターも144Hz以上にする必要があります。モニターも描写できるfpsがモデルによって決まっており、モニターが1秒間に描写できるコマ数を「Hz」といいます。
例えばPCではゲームを144fpsで描写しているのに、モニターが60Hzでは60fpsでしかプレイできません。
デスクトップのゲーミングPCを選ぶときはモニターのHz数も意識するようにしましょう。
【予算別】コスパ最強のおすすめゲーミングPC 9選!

予算別にコスパ最強のゲーミングPCを紹介していきます。
予算帯:10~15万円のおすすめゲーミングPC
モデル名 | 価格(税込) | CPU | GPU | メモリ | ストレージ | fps目安 | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
NEXTGEAR JG-A5G1D | 99,800円~ | Ryzen 5 4500 | GeForce GTX 1660 SUPER | 16GB (8GB×2) | SSD 512GB | 141.1~211.5fps | ・低画質設定でも良いからフレームレートを重視したい人向け ・サポートが充実したメーカーのゲーミングPCを購入したい人向け |
LEVEL-M1P5-R45- NAX-WHITE | 109,800円~ | Ryzen 5 4500 | GeForce RTX 3050 8GB | 16GB (8GB×2) | SSD 500GB | 142.4~213.6fps | ・白いゲーミングPCがほしい ・できるだけ安価にゲーミングPC一式を揃えたい |
G-Tune DG-A5G60 | Ryzen 5 4500 | GeForce RTX 4060 8GB | 16GB (8GB×2) | SSD 1TB | 187.4fps~281.1fps | ・Nvidia製のグラボを搭載したゲーミングPCがほしい人 ・フルHD環境でゲームをする人 |
注:価格は2023年12月時点のものです。
注:fpsはあくまでも目安です。設定や環境によって前後します。Apexを高めの設定のフルHDでプレイした場合の数値です。
NEXTGEAR JG-A5G1D

画像引用:マウスコンピューター
メーカー | マウスコンピューター |
---|---|
モデル | NEXTGEAR JG-A5G1D |
CPU | Ryzen 5 4500 |
GPU | GTX 1660 SUPER |
メモリ | 16GB (8GB×2) |
ストレージ | SSD 512GB |
FPS目安 | 141.1~211.5fps |
価格 (税込) | 99,800円~ |
- 低画質設定でも良いからフレームレートを重視したい
- サポートが充実したメーカーのゲーミングPCを購入したい
「JG-A5G1D」はコスパの高いCPUとして知られる、Ryzen5 4500を搭載したゲーミングPCです。ゲーミングPCの中ではエントリークラスとされるモデルですが、Apex LegendsのフルHD低画質設定で120fpsを常時維持できるスペックを持っています。
AMD製のCPUはNvidia製に比べてゲーム性能が低いといわれていますが、そのぶん価格が手頃で消費電力も控えめ。カスタマイズでLEDが選べるので、ゲーミングPCらしい華やかなLEDイルミネーションを楽しむこともできます。
マウスコンピューターは3年間の修理保証と24時間365日対応の電話サポートを行っています。初めてゲーミングPCを買う人にもおすすめのモデルといえるでしょう。
【WEB限定】LEVEL-M1P5-R45-NAX-WHITE

画像引用:パソコン工房
メーカー | パソコン工房 |
---|---|
モデル | 【WEB限定】 LEVEL-M1P5-R45-NAX-WHITE |
CPU | Ryzen 5 4500 |
GPU | GeForce RTX 3050 8GB |
メモリ | 16GB (8GB×2) |
ストレージ | SSD 500GB |
FPS目安 | 142.4~213.6fps |
価格 (税込) | 109,800円~ |
- 白いゲーミングPCがほしい
- できるだけ安価にゲーミングPC一式を揃えたい
パソコン工房のWEB限定ブランド レベルθ(シータ)から販売されている、エントリークラスのゲーミングPCです。
エントリーモデルはシンプルなデザインが多いですが、こちらはマットな質感のスチール製ケースにLEDが映えるガラスパネル、白と黒から選べるカラーリングといったゲーミングPCらしい要素が満載。
搭載されているRyzen 5 4500はApex LegendsのフルHD低画質設定なら120fps張り付きも可能です。165Hz対応ゲーミングモニターを選べるオプションも一緒に購入すれば、届いたその日からゲームを楽しむことができます。
価格もルックスも妥協したくない、できるだけ予算を抑えてコスパの良いゲーミングPCがほしいという方におすすめのモデルです。
G-Tune DG-A5G60

画像引用:マウスコンピューター
メーカー | マウスコンピューター |
---|---|
モデル | G-Tune DG-A5G60 |
CPU | Ryzen 5 4500 |
GPU | GeForce RTX 4060 8GB |
メモリ | 16GB (8GB×2) |
ストレージ | SSD 1TB |
FPS目安 | 187.4fps~281.1fps |
価格(税込) | 139,800円~ |
- Nvidia製のグラボを搭載したゲーミングPCがほしい人
- フルHD環境でゲームをする人
マウスコンピューター「G-Tune DG-A5G60」はNvidiaの最新モデル「RTX 4060」を搭載したゲーミングPCです。
Apex LegendsのフルHD低画質環境なら、シーンによっては144fpsを出すことも可能。もっと余裕を持ったプレイをするなら、カスタマイズでCPUをアップグレードすることもできます。ストレージも1TBと大容量なので、プレイ動画やスクショを大量に保存したい方も安心です。
ケースのバリエーションも豊富なので、インテリアに合わせてデスクトップ周りを演出できるのもポイント。
コスパの良いパーツ構成のゲーミングPCがほしい方におすすめのモデルです。
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予算帯:15~25万円のおすすめゲーミングPC
モデル名 | 価格(税込) | CPU | GPU | メモリ | ストレージ | fps目安 | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
FRGAG- B650/SG8 | 195,800円 | Ryzen 5 7600 | Radeon RX 7600 | 16GB (8GB×2) | SSD 1TB | 165.3~247.9fps | ・白いゲーミングPCがほしい人向け ・AMD製のパーツで構成されたゲーミングPCがほしい人向け |
STORM PG-D5i47 | 239,800円 | Core i7-13700F | GeForce RTX 4070 12GB | 32GB | SSD 1TB | 201.2~301.8fps | ・コンパクトでスペックの高いゲーミングPCがほしい人向け ・高画質設定で高フレームレートを維持したい人向け |
arkhive Gaming Custom GC-I5G46R AG-IR14B76AGL6I-AX9 | 229,800円 | Core i5 14600KF | GeForce RTX 4060Ti 8GB | 32GB | SSD 2TB | – | ・最新世代のパーツを使ったゲーミングPCがほしい人 ・安定して長時間使えるモデルがほしい人 |
注:価格は2023年12月時点のものです。
注:fpsはあくまでも目安です。設定や環境によって前後します。Apexを高めの設定のフルHDでプレイした場合の数値です。
FRGAG-B650/SG8

画像引用:フロンティア
メーカー | フロンティア |
---|---|
モデル | FRGAG-B650/SG8 |
CPU | Ryzen 5 7600 |
GPU | Radeon RX 7600 |
メモリ | 16GB (8GB×2) |
ストレージ | SSD 1TB |
FPS目安 | 165.3~247.9fps |
価格(税込) | 195,800円~ |
- 白いゲーミングPCがほしい人
- AMD製のパーツで構成されたゲーミングPCがほしい人
フロンティアの「FRGAG-B650/SG8」は、CPUもGPUもAMDのパーツで統一されているゲーミングPCです。ゲーム性能という点ではAMD製のGPUより、Nvidia製のほうが優れているといわれています。しかしAMDのパーツはコスパが非常に高く、映像表現の美しさに定評があります。
ARKのようにグラフィックの美しさも楽しみたいなら、AMD製のパーツで構成されたモデルを選択するのもひとつの方法です。
本モデルはメモリ16GB、SSD1TBとストレージも充分な容量が搭載されており、カスタマイズなしでも充分ゲームプレイを楽しめます。初めてのゲーミングPCとしてもおすすめのモデルです。
PG-D5i47
- コンパクトでスペックの高いゲーミングPCがほしい人
- 高画質設定で高フレームレートを維持したい人
「PG-D5i47」はコンセプトモデルが充実していることで有名なSTORMから出ているハイクラスゲーミングPCです。
搭載されているCore i7 13700FとRTX 4070はいずれもゲーム性能の高さから、ゲーミングPCで広く採用されているパーツ構成です。
Apex LegendならフルHDの最高画質でも244fps張り付きが可能。4K画質でも120fpsを超えるスペックを持っています。1フレームを争うシビアな撃ち合いはもちろん、グラフィック重視のゲームでスクショ撮影も楽しめるのが魅力です。
コンパクトなケースは両面ガラスウィンドウで、正面はシャープなアルミ仕様。スペックだけでなく、見た目にもこだわりたい方におすすめのモデルです。
arkhive AG-AR8B65MGL6I-A21

画像引用:ARK (アーク)
メーカー | ARK (アーク) |
---|---|
モデル | arkhive Gaming Custom GC-I5G46R AG-IR14B76AGL6I-AX9 |
CPU | Core i5 14600KF |
GPU | GeForce RTX4060Ti 8GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD 2TB |
FPS目安 | – |
価格(税込) | 229,800円 |
- 最新世代のパーツを使ったゲーミングPCがほしい人
- 安定して長時間使えるモデルがほしい人
4個のRGBファンとフロントのメッシュデザインが印象的な、arkhiveのゲーミングPCです。独自の冷却フィンと余裕のある庫内設計によって高い放熱性を実現しており、長時間のゲームプレイでも安定した稼働が期待できます。
搭載しているのはCore i5-14600KFとRTX 4060 Tiで、いずれもゲーム性能の高いパーツです。SSD 2TBとメモリ32GBと大容量ストレージも備えているので、カスタマイズの必要がないのも魅力。
コスパの良いミドルハイクラスのゲーミングPCを選びたいという方におすすめのモデルです。
予算帯:25万円以上のおすすめゲーミングPC
モデル名 | 価格(税込) | CPU | GPU | メモリ | ストレージ | fps目安 | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
LEVEL-R67A- LC137F-SLX | 259,800円~ | Core i7-13700F | GeForce RTX 4060 Ti 8GB | 16GB (8GB×2) | SSD 1TB | – | ・ゲーミングPCらしい光るデザインにしたい人向け ・充実したサポートを受けたい人向け |
G-Tune FZ-A9G90 | 499,800円~ | Ryzen 9 7900X | GeForce RTX 4090 24GB | 64GB (32GB×2) | SSD 2TB | 289.8~434.7fps | ・高画質設定や4Kモニターでゲームをしたい人 ・動画配信やモデリングにも活用したい人 |
ZEFT Z45YA | Core i7-14700KF | GeForce RTX 4070 Ti 12GB | 32GB | SSD 1TB | 256.1~384.2fps | ・現行最高クラスのゲーミングPCがほしい人向け ・夜間も稼働音を気にせずゲームをプレイしたい人向け |
注:価格は2023年12月時点のものです。
注:fpsはあくまでも目安です。設定や環境によって前後します。Apexを高めの設定のフルHDでプレイした場合の数値です。
LEVEL-R67A-LC137F-SLX

画像引用:パソコン工房
メーカー | パソコン工房 |
---|---|
モデル | LEVEL-R67A-LC137F-SLX |
CPU | Core i7-13700F |
GPU | GeForce RTX 4060 Ti 8GB |
メモリ | 16GB (8GB×2) |
ストレージ | SSD 1TB |
FPS目安 | – |
価格 (税込) | 259,800円~ |
- ゲーミングPCらしい光るデザインにしたい人
- 充実したサポートを受けたい人
パソコン工房から出ている「ILeDEs-R67A-L137F-SLSXR」は、Core i7-13700FとRTX 4060Tiで構成されたミドルハイクラスのゲーミングPCです。4K環境となると少し力不足の感がありますが、VAROLANTなど軽めのゲームならWQHD環境でも高フレームレートをマークできます。フルHDならMODなどである程度の負荷をかけても、ストレスなくプレイできるでしょう。
LEDの美しさにこだわって設計された内部デザインもポイント。最大7基のファンを取り付けられるので、庫内を華やかに彩ることができます。
4年までの物損付延長保証や出張修理サポートもオプションで選択できるので、購入後のアフターケアも重視したい方におすすめです。
G-Tune FZ-A9G90

画像引用:マウスコンピューター
メーカー | マウスコンピューター |
---|---|
モデル | G-Tune FZ-A9G90 |
CPU | Ryzen 9 7900X |
GPU | GeForce RTX 4090 24GB |
メモリ | 64GB (32GB×2) |
ストレージ | SSD 2TB |
FPS目安 | 289.8~434.7fps |
価格(税込) | 499,800円~ |
- 高画質設定や4Kモニターでゲームをしたい人
- 動画配信やモデリングにも活用したい人
マウスコンピューターの「FZ-A9G90」はRyzen9 7900XとRTX4090というハイクラスパーツで構成されたゲーミングPCです。
要求スペックが高いARKでも高画質設定で120fpsを維持できます。グラフィック重視のゲームを高画質設定でプレイできるのは、ハイクラスゲーミングPCの醍醐味といえるでしょう。
メモリは64GB、SSD 2TBとストレージも充分。容量で困ることはほぼないでしょう。LEDファンのカラーリングを変更できるので、インテリアや好みに合わせてカスタムできます。
スペックに妥協したくない人におすすめのモデルです。
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ZEFT Z45YA

画像引用:パソコンショップSEVEN
メーカー | パソコンショップSEVEN |
---|---|
モデル | ZEFT Z45YA |
CPU | Core i7-14700KF |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD 1TB |
FPS目安 | 256.1~384.2fps |
価格(税込) | 367,800円~ |
- 現行最高クラスのゲーミングPCがほしい人
- 夜間も稼働音を気にせずゲームをプレイしたい人
パソコンショップセブンの「ZEFT Z45YA」は、最新第14世代のCore i7-14700KFとRTX 4070Tiが搭載されたハイクラスゲーミングPCです。ハイクラスなパーツ構成にくわえて、CoolerMaster製の水冷クーラーで庫内を強力に冷却するので、レイトレーシング対応の重量級ゲームも安心してプレイできます。
静音設計を採用しているので、夜間や他の人がいる部屋でもモーター音が気にならないのも嬉しいポイント。
フルHD環境なら、アーマードコア6の最高設定でも120fpsをキープ可能。爆発エフェクトが多いシーンでも、重く感じることはほとんどないでしょう。
ハイクラスゲーミングPCがほしい人や、4Kモニターの導入を視野に入れている人におすすめのモデルです。
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ゲーミングPCの選び方

ゲーミングPCの選び方を解説していきます。
デスクトップかノートPCか
ゲーミングPCにはデスクトップとノートPCがありますが、それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。
タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
デスクトップ | 性能を高くしやすい 同じ価格ならデスクトップの方が性能が高い 冷却性能が高い | 場所を取る 持ち運べない 別途モニター、キーボードなどが必要 |
ノートPC | 場所を取らない 持ち運べる モニター、キーボードが最初から付属している | 性能を上げにくい デスクトップと比べると割高 冷却性能に限界がある |
デスクトップのメリット・デメリット
デスクトップは筐体(きょうたい)が大きい分、スペースやパーツの配置の自由度が高くなるため、性能の高いパーツを積みやすくなります。
またケース内のスペースも余裕があることが多いため、冷却性能も確保しやすいというメリットがあります。同じ価格であればデスクトップの方が性能が高い傾向にあり、コスパで言えばデスクトップの方がいいことが大半です。
デメリットとしてはやや場所を取ること、持ち運べないことなどが挙げられます。またデスクトップPCは単体では何もできないので、モニターやキーボードなどを別に購入する必要があることは覚えておきましょう。
ノートPCのメリット・デメリット
ノートPCのメリットはなんといっても省スペースで持ち運べるということです。デスクのスペースが限られていたり、ゲームをあちこちで楽しみたいという人にはノートPCは向いているでしょう。
一方でパーツを搭載するスペースが限られているので、性能を上げるためにコストがかかることがあります。同じ性能であればデスクトップよりも割高感は否めません。
また筐体内のスペースが限られているため、冷却が苦手というデメリットもあります。
基本的に持ち歩くことを前提としない場合はデスクトップPCの方がおすすめです。
予算で選ぶ
予算を決めると言っても自分がプレイしたいゲームができないモデルは選んでも仕方ないので、どれだけ画質やfpsを求めるかを検討しながらコスパのよいモデルを選ぶようにしましょう。
本来は推奨される選び方ではありませんが、予算が無限でない場合はある程度予算を決める必要があります。ゲーミングPCは上を見れば50万以上するモデルもあり、こだわり出すと切りがない部分もあります。ただし超高額なモデルは4Kでプレイしながら配信も録画もできて、動画編集もサクサクしたいというかなり特殊な使い方をしないと性能を使い切れません。
従って初心者を含め、多くの人は選ぶ必要がないともいえます。
解像度で選ぶ
デスクトップPCを選ぶ場合はモニターの解像度も決めておきましょう。
解像度別のメリット・デメリットは以下の通りです。
解像度 | メリット | デメリット |
---|---|---|
720p(HD) | 低コストで購入できる 低スペックのPCでも動作する | 画質が低いため積極的に選ぶ理由はない |
1080p(フルHD) | コストパフォーマンスが良い 中程度スペックのPCでも動作する | 高解像度に比べて画質が劣る 大画面では荒さが目立つ可能性がある |
1440p(QHD) | 高解像度で美しい画像 大画面でのゲームプレイに適している 画像とリフレッシュレートのバランスがよい | モニターの値段が高くなる 高スペックのPCが必要 |
2160p(4K) | 圧倒的に綺麗な映像 大画面でも緻密な映像を楽しめる 最高峰のリアルな映像を楽しめる | モニターがかなり高い PCのスペックは最高峰のものが必要 対応していないゲームもある |
ちなみに綺麗な画像がいいなら4Kにしようと思うかもしれませんが、フルHDで160fpsを出せるスペックのPCでもQHDや4Kになると同じfpsは出せません。解像度が高い映像を動かすにはより高い性能のCPUやGPUが必要となるので、それだけPCの値段も上がる傾向にあります。
どの解像度がいいかは個人の好みもあるので一概にはいえませんが、24インチ以下のモニターであればフルHDでも見劣りすることは少なくなります。
27インチを超えるようになるとフルHDの荒さが目立つようになるので、気になる場合はWQHDまたは4Kのモニターがおすすめです。
ゲーミングPCのスペックの見方

ゲーミングPCのスペック表にはさまざまな用語が並んでいるので、初心者の方は何が何だかわからないということもあるでしょう。
ここではゲーミングPCのスペックについて解説していきます。
CPU
CPUはコンピュータの頭脳ともいえるパーツで、ソフトウェアの指示を実行する役割を担っています。
CPUは主にIntelとAMDという会社が作っていますが、
- IntelであればCore i5以上
- AMDであればRyzen 5以上
が目安となります。
ゲーミングPCでは映像や音声以外にも、敵の位置やオブジェクトの物理演算なども一瞬で計算しなければならないので、特に高性能なCPUが必要になります。
CPUの性能は主にクロック速度(GHz)とコア数で決まり、高いクロック速度と多くのコアを持つCPUは、ゲームのロード時間を短縮したり、スムーズなゲームができたりします。
主なCPUのクロック数とコア数は以下の通りです。
メーカー | CPU シリーズ | クロック数 | コア数 | スレッド数 |
Intel | Core i5 | 約2.5GHz~4.5GHz | 4~6 | 8~12 |
Intel | Core i7 | 約2.6GHz~5.0GHz | 6~8 | 12~16 |
Intel | Core i9 | 約2.7GHz~5.3GHz | 8~10 | 16~20 |
AMD | Ryzen 5 | 約3.6GHz~4.7GHz | 6~8 | 12~16 |
AMD | Ryzen 7 | 約3.4GHz~4.8GHz | 8 | 16 |
AMD | Ryzen 9 | 約3.7GHz~4.9GHz | 12~16 | 24~32 |
上記からもわかるとおり、IntelもAMDも数字が上がるほど性能が上がり、
- Core i5→Core i7→Core i9
- Ryzen 5→Ryzen 7→Ryzen 9
の順番で性能が上がります。
両社のCPUに決定的な違いがあるというわけではありませんが、コア一つの性能でいえばややIntelに軍配が上がり、Core i7以上のCPUであれば性能不足を感じる場面はほぼありません。
CPUの型番は他にも世代や性能を表しているのですが、初心者の人はとりあえず数字が上がれば性能が上がると覚えておけば問題ありません。
GPU
GPUはグラフィックボードとも呼ばれ、ゲーミングPCには必須のパーツです。代表的なものはNVIDIAのGeForceシリーズがあり、2023年では40シリーズが最新版となっています。ゲームを快適にプレイするのであればRTX4060以上のGPUを選びましょう。
GPUは動画やゲームのグラフィックを処理する役割があり、性能が上がるほど画質とfpsを両立しやすくなります。ただし4080や4090はややオーバースペックなので、4Kのモニターを使う予定がない場合は候補から外しても問題ありません。
メモリは最低でも16GB
メモリはゲーミングPCであれば最低でも16GBはほしいところです。メモリはよく作業台の広さに例えられますが、作業台が広ければ広いほど多くの作業を同時にこなすことができます。例えばゲームだけではなく配信もするとなった場合は32GBほどあったほうがよいでしょう。
またゲームによっては単体で10数GBのメモリを消費することもあるので、余裕があれば32GBを選ぶことをおすすめします。
ストレージ
ストレージはデータを保存する場所で、主にHDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)の2種類があります。
SSDはHDDよりも高速で、ゲームのロード時間を短縮し、全体的なシステムのレスポンスを向上させるメリットがあるので、最近のゲーミングPCでは主流です。容量は大きいに越したことはありませんが、最低でも500GB、余裕があれば2TBはほしいところです。
冷却性能
ゲーミングPCは発熱量が多く、熱が高すぎるとCPUなどのパーツにダメージを与える可能性があるので、高い冷却性能が求められます。
PCの冷却には
- ファンで直接風を送る空冷
- 水を使いラジエーターで冷やす水冷
の2種類があります。
一般的には水冷の方が静かで冷却性能が高いという特徴がありますが、基本的にはPCにあった最適な冷却システムが採用されているので、必要以上に気にしなくてもよいでしょう。
初心者必見!迷ったらコレ!失敗しないコスパ最強ゲーミングPC

ここでは先に紹介した中から、もっともおすすめのものを紹介します。
とにかくコスパ重視なら
パソコン工房【WEB限定:LEVEL-M1P5-R45-NAX-WHITE】
画像引用:パソコン工房
メーカー | パソコン工房 |
---|---|
モデル | 【WEB限定】 LEVEL-M1P5-R45-NAX-WHITE |
CPU | Ryzen 5 4500 |
GPU | GeForce RTX 3050 8GB |
メモリ | 16GB (8GB×2) |
ストレージ | SSD 500GB |
FPS目安 | 142.4~213.6fps |
価格 (税込) | 109,800円~ |
- 白いゲーミングPCがほしい
- できるだけ安価にゲーミングPC一式を揃えたい
コスパを重視するなら、パソコン工房の新ブランド・レベルθ(シータ)のILeDEi-M1P5-AR45-NASXB-WHがおすすめです。
フルHD低画質設定に充分対応できるスペックにくわえて、LEDに映えるゲーミングPCらしいデザインも魅力。オプションを選択すればモニターやキーボードまで一式揃うので、初めてのゲーミングPCにもぴったりのモデルです。
Apexやフォートナイトで144fps以上出したいなら
STORM【PG-D5i47】
- コンパクトでスペックの高いゲーミングPCがほしい人
- 高画質設定で高フレームレートを維持したい人
Apex Legendsやフォートナイトで撃ち負けないゲーミングPCなら、STORM 「PG-D5i47」がおすすめです。
144fps張り付きを実現できるパーツスペックにくわえて、大容量ストレージを備えているのでカスタマイズなしの標準構成で良いのもポイント。
高フレームレートを目指したい方にぴったりのモデルです。
スペックに妥協しないハイクラスゲーミングPCなら
マウスコンピューター【G-Tune FZ-A9G90】
画像引用:マウスコンピューター
メーカー | マウスコンピューター |
---|---|
モデル | G-Tune FZ-A9G90 |
CPU | Ryzen 9 7900X |
GPU | GeForce RTX 4090 24GB |
メモリ | 64GB (32GB×2) |
ストレージ | SSD 2TB |
FPS目安 | 289.8~434.7fps |
価格(税込) | 499,800円~ |
- 高画質設定や4Kモニターでゲームをしたい人
- 動画配信やモデリングにも活用したい人
現行タイトルをストレスなく快適にプレイするならマウスコンピューターの「G-Tune FZ-A9G90」がおすすめです。
フルタワーのケースは置き場所を選びますが、庫内が広いぶん冷却効果も高くなります。長時間のヘビープレイにも耐える設計も大切なポイントといえるでしょう。
スペックに妥協せず最高クラスのマシンを揃えたいという方は、このモデルを選びましょう。
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ゲーミングPCを選ぶときの注意点
ゲーミングPCを選ぶときの注意点を解説します。
モニターの解像度
ゲーミングPCを選ぶときはモニターの解像度を先に決める必要があります。
ネットで調べるとさまざまなゲームのfpsの情報が出てきますが、しっかり自分が買うモニターのものを参考にするようにしましょう。
安易に中古品を買わない
中古品のPCは状態によってはコスパのいいものとなりますが、その逆もあり得ます。
特にフリマサイトなどで販売されているPCはどんな状態で使われていたかの判断が難しく、壊れかけの外れ個体を売られる危険性もあります。
中古の全てがよくないと言うことはありませんが、安いからと言って安易に選ばないようにしましょう。
ゲーミングPCを安く買う方法
ゲーミングPCを安く買うには
セール時期を狙う
信頼できるショップで中古を買う
という方法もあります。
セール時期を狙う
PCを販売しているBTOショップでは定期的にセールを行っています。
ちょうど自分が欲しい時期にセールが重なっていれば、通常よりもかなりお得に購入することが可能です。
どのショップがセールを行っているかはサイトを覗いてみる必要がありますが、「1月」「3月」「4月」「7月」「8月」「12月」は大抵のショップが何かしらのセールを実施しています。
セール時期に合わせればワンランク上のモデルが買えることもあるので、定期的にショップのサイトをチェックするようにしましょう。
信頼できるショップで中古を買う
中古品は信頼できるショップで買えば非常にお得になることもあります。
ソフマップやパソコン工房など有名なショップであれば、買取時にしっかりと動作確認をして査定しているので、動かないジャンクなどを掴まされることは滅多にありません。
また中古品にも一定期間の保証を付けているケースもあるので、万が一動作しなかったとしても保証を受けることができます。
状態について心配な場合は店舗スタッフに遠慮なく聞いてみましょう。
ゲーミングPC購入時のよくある質問
- ゲーミングPCは自作した方が安いですか?
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一昔前は自作PCの方が安いという時代もありましたが、今はほとんど差がありません。
PCの自作にはある程度の知識が必要となるので、初心者の方はショップで買った方が確実です。
自作した方がいいケースはどうしても自分が好きなパーツで構成したい場合です。
- ゲーミングPCで10万円以下のものはありますか?
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ないことはありませんが、あったとしても性能には期待できません。
自分がしたいゲームができなければ購入する意味がないので、10万円以下でゲームがしたい場合はPS5やXboxを買った方が賢明です。
- ゲーミングPCでAPEXができるコスパがいいものは?
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画質やfpsにこだわりがないのであれば、マウスコンピューターの『NEXTGEAR JG-A5G1D』がおすすめです。
- ゲーミングPCは初心者でも自作できますか?
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初心者でも自作可能ですが、動作しない、静電気でCPUが壊れるなどのリスクがあります。
自作しても安くなるわけではないので、BTOショップで購入することをおすすめします。
まとめ:コスパ最強のおすすめゲーミングPC 9選!
以上、コスパ最強のゲーミングPCについて解説してきました。
ゲーミングPCを選ぶときにもっとも大事なことは、
- 自分がやりたいゲームを快適にプレイできるかどうか
- 画質やfpsをどこまで求めるか
です。
いくら安くても自分がやりたいことができなければ意味はないので、どのゲームをどれぐらいのクオリティでプレイしたいかをしっかり検討することが重要です。
また各BTOショップでは定期的セールを実施しています。
今回紹介した価格よりも安く買えることもあるので、ショップのサイトをこまめにチェックしてみましょう。
これからゲーミングPCデビューをしようとしている人はぜひこの記事を参考にベストな一台を見つけてくださいね。